荒井真理亜、副田賢二、富永真樹、中村健編『戦前期週刊誌の文学と視覚表象 『サンデー毎日』の表現戦略』(文学通信、2024年10月)

https://bungaku-report.com/books/ISBN978-4-86766-068-3.html

※出版社の内容紹介:
「「中途半端」で読み捨てられた媒体としての週刊誌。
その特質を明らかにしていくことで何がわかるのか。

1922年創刊の週刊誌『サンデー毎日』の、創刊から被占領期までの誌面における表現戦略に、様々な角度から考察を加え、戦前期週刊誌の「文学」の発信/受容の実態を明らかにする。
「文学」や「作家」のあり方のみならず、その誌面に展開された視覚表象とレイアウトを考察し、雑多な表象と言説の場としてのメディア空間の様相を捉える。『サンデー毎日』だけではなく、同時期の『週刊朝日』への考察も加え、歴史的意義とメディア史的特質をも明らかにする。

『サンデー毎日』を中心にした膨大な量の戦前期週刊誌の調査と、そこで作成した様々なデータベースという量的な研究成果を基盤とし、戦前期週刊誌メディアの多角的な解明を目指す書。」

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